知的資産経営のサポートへ・・・佐賀でシンポジュウム
佐賀でのシンポジュウムを終えて、知的資産経営を地方創成の目玉になるのではと改めて感じている。ふるさとの強みや弱みを今一度洗い出してみて、地元企業の経営理念から商品・サービス、販売までのストーリを、視点を変えて再構築する事で無形の知的資産を顕在化させることができる。そして内部資源と外部資源を活かした経営戦略をサポートするのは、行政書士としてもやりがいのある分野である。
今回のシンポジウムでいくつかの事例の発表があったが、会社の社長から社員のひとり一人の熱意がキーワードであるなと感じた。そこに具体的なプランを提案して、潜在化している強みを引き出して事業価値を高めていく新たなストーリーをみんなで作り上げていく。今回のシンポジュウムでコーディネータを務めた龍谷大学の中森教授の話もわかりやすかったし、パネルディスカッションも上手く結論に誘導していた。
果たして、地域の中で熱意のある先見性のある事業経営を考えるリーダがいるだろうか?いや、われわれ行政書士が知的資産経営を引き出す提案書を作成して地域の中小の会社や店舗経営を上手くリードできるかということになるのかもしれない。
