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一般社団法人で国土交通省の採択を受けてモデル事業へ取組

 令和5年度の国土交通省の所有者不明土地にかかるモデル事業の募集に応募して、7月28日に全国で9団体採択されて、助成金額も示されて今取り組んでいるが、なかなか大変な作業が続く中、同時並行で予算計画に沿った事業をこなしていくのが大変である。

 我々の団体は人生100年、地域再生、持続可能の3つの理念を掲げた「一般社団法人地域再生・百年ライフサポート協会羅針羅」という団体であり、定款に則った本来の目的に沿った事業であるが、国交省への毎月の報告に間に合うように施策を展開しながら、もう次の施策に手を付けていかねばならない。協会の企画運営担当と会計担当は実に大変である。申請段階で提出書類に審査結果を意識して、あれもこれもと計画に入れたことにも原因がありそうである。


 しかし、会員のメンバーも良く頑張ってくれて、地域の空き家空き地の実地調査や空き家マップの作成にも尽力してくれている。また、第一段階の空き家等を中心とした無料相談会での幟旗やチラシの作成、相続・遺言、成年後見などにからんだお客様のお悩み相談にも一歩も二歩も踏み込んでお話をよく聞いていくことにしているが、子供がいない、都会に出ていった子供たちは既に住まいを持ち将来も地元にはかえって来ないという悲しい現実、いや厳しい実態がここにあるようだ。

 後継ぎがいないというのは中小企業の社長さん方かなと思っていたが、個人のお宅でも老後の大きな心配事なのである。

 

 つまり将来は我が家は空き家となる予備軍だという。確かに深刻な問題だが、ただ相談を受けて、「そうですか」で済まされないのが今回の採択された事業である。


 連携した宅建士や不動産会社、司法書士とも意見交換しながら個別の不動産の利活用のご提案もしていこうという取り組みである。データ管理もしながら、地元の市役所や県とも連携を図って今、取り組んでいるところである。来年は早々に講演会を企画している。もう少しして、良い発表ができるのではないかと考えている。


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